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特産品・グルメ・お土産

小さいながら魅力いっぱいの粟島。もちろん、島を代表する料理や特産品も逸品ぞろいです。特に、日本海を一度に味わうことのできる島の味「わっぱ煮」は、この島を語る上で欠かせないお勧めの味です。ぜひお試しください!

粟島の味覚

鮮度が違う、本物の美味しさ。

日本海に浮かぶ粟島では、海の幸、山の幸が充実しています。
風土が生んだ特有の料理など、都会では味わえない美味、珍味に出会うことができます。

写真:わっぱ煮
わっぱ煮
粟島の海の幸を存分に堪能できるのが名物料理・わっぱ煮。杉を曲げてつくった〝わっぱ〟に、焼いた魚とネギを入れてお湯を注ぎ、真っ赤に焼いた石を落し、ぶわっと煮立ったところで味噌を溶き入れる豪快な漁師料理です。捕れたてのメバル、カワハギ、アブラコなど、その時期の旬の魚を使います。
写真:タイ
タイ
粟島といえばタイ。5月から6月に産卵場所を求めて粟島周辺に寄ってきます。シーズンには3か所の大謀網で朝夕2回出て漁をします。昭和6年6月9日 (1931年)に内浦で1万5千貫(38トン)捕れた記録があります。タイは海魚の王様、刺身にしても塩焼きにしても美味しい魚です。
写真:アワビ・サザエ
アワビ・サザエ
岩礁地帯の多い島周辺にはアワビやサザエが棲息しています。餌となる海草も豊富です。サザエは外側に角が出ているのが通常の姿ですが、外海の荒波で育つものに角が出て、内海の穏やかなところで育つものに角が無いという説もあります。粟島の海も荒海ですが、比較的角は短いです。
※海洋資源は粟島浦村漁業協同組合が管理しているため、個人で獲る事は禁止されております。購入については粟島浦村漁業協同組合(Tel:0254-55-2121)までお問い合わせください。
写真:塩辛煮
塩辛煮
竹を縦割りにしたものを器にして、竹の器ごと火にかけて煮た料理です。イワシのぬか漬けを洗ってほぐし、熱湯に入れて骨を除き、大根おろし、ネギのみじんぎりを入れ、味噌を加え、竹の器ごと火にかけて煮ます。昔は、秋に竹切りに山に入った際に、弁当のおかずとして作られていました。サバの缶詰などでも美味しくできます。
写真:冷し汁
冷し汁
冷し汁は、暑い夏の山仕事や畑仕事の際に粟島でよく食べられた冷たい味噌汁です。ご飯を詰めたワッパの蓋で冷たい沢水を汲み味噌を溶き、キュウリとたくわんの薄切りやワカメを入れ、トビウオの焼き干をほぐして入れます。暑い夏の冷たい味噌汁は、仕事の疲れをいやす逸品です。家庭では氷水で味噌を溶き、焼き魚をほぐして入れ食卓に出しています。
写真:真竹の筍
真竹の筍
粟島には、アカモウソウ、マダケが自生しています。筍料理として特徴のあるのはマダケの筍です。地上から丈60~80センチ、太さ6~7センチの筍です。普通に見られるモウソウダケの筍より肉うすですが、柔らかくシャキシャキとした食感が味わえます。
写真:じゃがいも
じゃがいも
粟島のジャガイモ(ダンシャク、メイクイン)は知る人ぞ知る名産品。土質がアルカリ性で作物に適しています。7月に収穫し、島外にも出荷され、親戚に送るとたちまちにして山の量が減ってしまいます。春まで貯蔵されると甘味がいっそう増してきます。コロッケにしても一味違うおいしさで、ジャガイモを蒸してカタクリ粉と合わせてこね、あんこを入れたお菓子はおやつとしても好まれました。

粟島おみやげ特産品

清酒あわしま

写真:清酒あわしま
粟島の水と海水を使用して、丹念に仕込みました。
海水中のミネラルは、こうじや酵母に活力を与える栄養源となっています。

粟島じゃがいも焼酎 んっぽん

写真:粟島じゃがいも焼酎 んっぽん
『んっぽん』とは、粟島の方言で”お母さん”を意味します。粟島のお母さんたちが真心を込めて育てたおいしいじゃがいもを使って作った、すっきりとしてクセのない焼酎です。

枝豆アイスミルク 大事につくった娘です。

写真:枝豆アイスミルク 大事につくった娘です。
粟島浦中学校の全生徒が、菓子メーカーなどの協力を得て製品化した、枝豆風味のアイスミルクです。使用している枝豆は、粟島のおかあさんたちが育てた枝豆「ひとり娘」です。ペースト状にして加えた枝豆の微細なツブツブには、ほどよい存在感があります。日本海の塩がほんのりと感じられ、枝豆のやわらかな味が心地よい、上品な味となっています。